リビングゲストハウス

石川県金沢市のゲストハウスに住んでいました。ゲストハウススタッフでマネージャーとして奮闘中。

ゲストハウス夜間の常駐スタッフは必要なのか。

      2016/04/15


ゲストハウスに常駐スタッフって必要なんだろうか。そんなことをふと思ったので今回は考えてみました。日中は、ゲストが到着した時にスタッフがいると喜ばれるだろうし、荷物を預けたり受け取ったりもしやすく、基本的には常駐スタッフがいることが多い。今回は、ゲストハウスの夜間宿直業務は、旅館業法的に必要なのか。考えてみたい。

旅館業法的には必要ない

夜間の常勤が必要かどうかの質問に対して

ちょっと調べてみました。
旅館業の許認可としては常駐の必要はなさそうですね。
実際問題があった時に管理責任がどうなるのかは、旅館業法の範囲外に定められていると思われます。そこまでは調べられませんでした。
http://www9.plala.or.jp/gennai/OfficeHiraga/Ryokangyou.htm
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ida-t/0testo16.htm

OKWaveでの回答を見てみると、意外と常駐していなかったり、無人の宿もある様ですが、旅行業法的には必要ない様です。

1人では現場確認・初期消火活動・119番通報・お客様の避難誘導等、
宿泊施設として行わなければならないことができないでしょう。

YAHOO!知恵袋では、ホテルでは2人体制の夜勤が必要との意見もありますが、法律的には特に記載されておらず条例や防災関係で引っかかる可能性があるという意見も出ています。

チェックイン時は必要

どちらにしても、チェックイン時は、スタッフが必要です。対面にて応対し、宿帳を記入していただく必要がありますよ。

YAHOO!知恵袋より、対面してのチェックインは必要とのご回答。しかしながら、チェックインタイムを過ぎた場合は、「基本的には受け付けない」となれば、スタッフは必要ないとの意見もありました。実際には、貸別荘などありますしね。

仮に、夜間7時間不在の場合

もし、仮に夜間不在にする場合、夜間不在時間は、1年間を通して考えると、365日×7時間(深夜、不在時間)÷24=約106.5日となる。

106.5日の不在時間が生じる事となる。

ホスピタリティー的には…

今回は、質問者と回答者の意見を参考に、必要かどうかと言う事に迫ってみました。ただ、ホスピタリティー的には、常勤がの方がいいのではないでしょうか。

・万が一火事や、事件が起きたときの対応
・不安なお客様や女性に対する安心感

こういった問題を始め、まだまだゲスト側には不安要素があると思います。ですが、逆にこういった事件が起きるのかなり低い確率であるということもまた事実です。

私が住みだしてからあった夜中の出来事には、「入り口のパスワードを忘れた」といったピンポンに起こされたり、「ドライヤーを貸してください」と言われたりすることが多かったですね。この他に、「薬が体に合わなくて、顔が腫れたから病院に行きたい」と、深夜に言われたことが結構大きな事件でした。

おわりに

ゲストハウスに常勤や宿直スタッフがいるところの割合はどれくらいなのでしょうか。中には、深夜は帰るところも多いかと思います。実際に、ゲストハウスの宿直をやってもう少しで1年が経とうとしています。

毎日、宿直だと結構きついなって思う日もあるし、ずっと住み込みっていうのは大変かもしれないけれど、「宿にスタッフがいる」っていうのは、ゲストにも安心感があるのではないでしょうか。また、深夜まで楽しんだり、睡眠のリズムが違って、夜中に起きてくる人もいます。そんな時の対応など、個人的には、リスク軽減やお客様満足度のために、宿直できるスタッフがいたらいいのかなと思っています。

リスクをとって収益を上げるか、

リスクを減らし、かつゲストの満足度を上げるのか。

また、一つの経営の岐路とも言えそうです。

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石川県金沢市のゲストハウスで2016年11月にオープンした「Blue Hour Kanazawa」でマネージャーとして奮闘中。また、1か月から入居可能な「シェアハウスASSORT-アソート-」というシェアハウスを金沢でやっています。